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奥州藤原三代の栄華と没落 黄金の都・平泉の歴史を巡る旅

KAWADE夢新書 S384

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-309-50384-4
4-309-50384-5
税込価格 836円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

平氏と源氏が勢力を争っていた時代、奥州藤原氏は、いかにして勃興し、東北の覇者として君臨できたのか。また、平泉はなぜ“黄金の都”として繁栄できたのか。かの地に脈々と息づく精神風土から掘り起こし、その実相に迫る。

目次

1章 奥州藤原氏にも受け継がれた精神風土をさぐる―古代東北には、なぜ独立した王国があったのか
2章 朝廷の東北支配を揺るがした「前九年の役」をめぐる情勢―藤原三代の祖・経清と源頼義との壮絶な戦いとは
3章 「後三年の役」から奥州の支配権確立まで―初代・清衡は、いかにして“黄金の都”平泉を造ったのか
4章 「保元・平治の乱」から平氏全盛期まで―都での勢力争いに乗じて繁栄した三代・秀衡の戦略とは
5章 源平争乱と平氏滅亡で迎えた転換点―源頼朝と対立する義経は秀衡と、どんな関係にあったか
6章 奥州征伐による藤原政権滅亡と、その後の平泉―奥州一〇〇年の栄華はなぜ終幕を迎えたのか

おすすめコメント

世界遺産に登録された平泉。奥州藤原氏は、いかにして“黄金の都”を築き、繁栄させたのか。そのドラマティックな歴史を探る。

著者紹介

武光 誠 (タケミツ マコト)  
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)