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宗教に揺さぶられた日本史 宗教勢力は、いかに時の権力と闘い、どう結託したか

KAWADE夢新書 S395

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-309-50395-0
4-309-50395-0
税込価格 836円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

「宗教が関わった事件」を読み解くと、歴史の新たな実像が見えてくる。宗教が絡んだ争い・出来事はなぜ起こり、その時代に何をもたらしたのか。

目次

プロローグ 世界の宗教戦争と日本の宗教紛争の違い
1章 奈良時代までの宗教をめぐる紛争・事件―古来の神をまつる日本人を「仏教・道教」は、いかに変えたか
2章 平安時代の宗教をめぐる紛争・事件―武士の勃興と「僧侶の武装化」が日本史をかくも揺るがした
3章 鎌倉・南北朝時代の宗教をめぐる紛争・事件―聖域「比叡山・吉野」に、朝廷と幕府の争いがもたらしたものとは
4章 室町・戦国時代の宗教をめぐる紛争・事件―民衆を取り込んだ「新仏教」は権力といかに対峙したか
5章 安土桃山時代の宗教をめぐる紛争・事件―信長・秀吉の天下統一に対し「宗教勢力」はどう抗ったのか
6章 江戸・明治時代の宗教をめぐる紛争・事件―「島原の乱」と「神仏分離令」が日本社会に与えた影響とは

著者紹介

武光 誠 (タケミツ マコト)  
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点からの日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)