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キリスト教から読みとける世界史 ヴァチカンは歴史に、いかに君臨したか

KAWADE夢新書 S406

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-309-50406-3
4-309-50406-X
税込価格 968円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

“非力な一宗教”キリスト教はローマ帝国の国教になると、中世には西洋の最大権威へ。宗教改革後は低迷するが、その間も国王や世俗権力と対立・融和を繰り返しながらいま再び勢いを盛り返しつつある。そのパワーの源泉を歴史から紐解く書。

目次

1章 弱小だったキリスト教が、なぜローマ帝国の国教になれたのか―迫害からの出発編
2章 「カールの戴冠」で優越を示すもローマ教皇の受難は続く―教会権力の確立編
3章 神聖ローマ皇帝の枷がはずれ、教皇は“神の敵”排撃へと向かった―絶頂の十字軍編
4章 フランスの干渉、ペスト、腐敗…で凋落するカトリックと勃興する新教―教会大分裂〜宗教改革編
5章 “国家の時代”に抗った教皇は愛想をつかされ、自ら「囚人」に―イタリア統一と政教分離編
終章 世界は、なぜ再びローマ教皇を必要としつつあるのか―「平和の使徒」編

おすすめコメント

ローマ教会は、いかに西洋諸国の上に君臨してきたか? カノッサの屈辱、十字軍派遣、宗教改革、神聖ローマ帝国誕生……キリスト教から世界史のトピックを読み直すと、歴史の核心が掴める!

著者紹介

内藤 博文 (ナイトウ ヒロフミ)  
1961年生まれ。大学卒業後、新書系の出版社に勤務。現在は、歴史、地理、世界と日本、文化、娯楽などの分野を得意とするライターとして精力的に執筆を行なう一方、地方で実業にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)