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感染症は世界をどう変えてきたか 人類とウイルス・病原菌の攻防史

KAWADE夢新書 S409

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-309-50409-4
4-309-50409-4
税込価格 968円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

古来、人類は疫病に脅かされ続けてきたが、その流行は新たな時代を産み落としてもいた。19世紀に疫学が発展、悪疫を克服したかに見えたが、大規模開発とグローバル化は戦争の長期化や未知の感染症を招いていた…。いま必読の、人間社会vs感染症の攻防史!

目次

新型コロナ渦は、人類と感染症の新たな攻防史の幕開け―まえがき
1章 宗教を生み、古代帝国を滅ぼし、民族を移動させたのは疫病だった
2章 中世を通じて権力闘争のゆくえを左右した感染爆発とは
3章 「モンゴルの平和」下、大ペスト禍がユーラシアの東西を襲う
4章 大航海時代の「交換」がもたらした勢力再編と新大陸の悲劇
5章 科学の発展は、感染症を抑えた国が世界を制する時代を招来した
6章 防疫体制を築いたはずの人類はなぜ再び、パンデミックに襲われたか

おすすめコメント

ペスト、マラリア、梅毒、コレラ、天然痘、黄熱病、チフス、スペイン風邪、HIV、SARS……は、世界の構造とわれわれの生活をどう変えたのか? 人類と疫病との戦いを辿る書。

著者紹介

内藤 博文 (ナイトウ ヒロフミ)  
1961年生まれ。大学卒業後、新書系の出版社に勤務。現在は、歴史、地理、世界と日本、文化、娯楽などの分野を得意とするライターとして精力的に執筆を行なう一方、地方で実業にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)