• 本

不肖・宮嶋メディアのウソ、教えたる!

14歳の世渡り術

出版社名 河出書房新社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-309-61645-2
4-309-61645-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 221P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 大切なのは、情報収集と分析

    報道カメラマン・宮嶋氏が“14歳の世渡り術”シリーズで語るのは「情報との付き合い方」だ。流れてきた情報の見極め、情報の海の泳ぎ方を、わかりやすく説明する。ある事例を挙げ「議論するのはいいが、情報に基づいた議論でいいのか」と、情報そのものに疑いの眼を向けることの大切さを語り、メディアのうさん臭さ・矛盾点についても言及する。また、情報を得るための「近道」としてのインターネットは、果たして便利のひと言でいいのか、と疑問を投げかけ、「寄り道・回り道」にこそ、様々な経験が待っている、と諭す。他にも「信じるに値する情報と、価値のない情報」「真実に近づくための見極め」「わかったつもりが一番恐い」など、つい情報に左右されやすい我々の脆さを、改めて考えさせてくれる。

    (2009年4月29日)

商品内容

要旨

イラク戦争、スマトラ島沖地震、オウム事件など、数々の危険な現場の第一線を渡り歩いてきた報道カメラマンによる、ほんまもんの情報との付き合い方。

目次

第1章 頼れる情報か見極めよ!
第2章 矛盾だらけのメディア
第3章 第一に鍛えるべきは「想像力」
第4章 国家とメディアの距離
第5章 君の将来を決める情報選び
第6章 一流は「ひとり」で考える

出版社
商品紹介

今日見たニュースは全部ウソかも知れない――戦場など危険な現場を渡り歩く報道カメラマン不肖・宮嶋による、情報の海で溺れない方法。

おすすめコメント

今日見たニュースは、全部ウソかも知れない……。情報を賢く受けとめ、惑わされずに生きる術はあるの? 戦場など数々の危険な現場をわたり歩いてきた報道カメラマン不肖・宮嶋による、情報の海でおぼれないための方法。

著者紹介

宮嶋 茂樹 (ミヤジマ シゲキ)  
1961年兵庫県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、写真週刊誌を経て、フリーカメラマンに。「週刊文春」などを中心に活躍。東京拘置所内の麻原彰晃をはじめ、数多くのスクープに成功。96年、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)