聖母マリア崇拝の謎 「見えない宗教」の人類学
河出ブックス 016
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2010年4月 |
ISBNコード |
978-4-309-62416-7
(4-309-62416-2) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 238P 19cm |
商品内容
要旨 |
人類の歴史をとおして、おそらく聖母マリアほどに、あらゆる時代を超え、民族を超え、人びとの心をとらえた母なるものは存在しない。キリスト教の起源にさかのぼる「神の母」論争、古代ケルト以来、西欧社会の古層に黒いマリアとして封印され、マグダラのマリアとして押し込められ、カオスのように広がりつづけてきた「見えない宗教」としてのマリア崇拝。二つの視点から「謎」の解明に迫る。 |
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目次 |
今、なぜ聖母マリアなのか―歴史の揺らぎの中から |
出版社 商品紹介 |
禁じられても広がり続けた聖母マリアへの崇敬。マリア現象とは何か。キリスト教の矛盾を明らかにしつつ、今後を読み解く画期的な書。 |
おすすめコメント
禁じられても広がり続けてきた聖母マリアへの深い崇敬。現在もマリアは「出現」し、全世界で奇跡を起こしている。マリア現象とは何か? キリスト教のはらむ矛盾を明らかにしながら、今後を読み解く画期的な論考。