近代都市パリの誕生 鉄道・メトロ時代の熱狂
河出ブックス 017
出版社名 | 河出書房新社 |
---|---|
出版年月 | 2010年6月 |
ISBNコード |
978-4-309-62417-4
(4-309-62417-0) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 243P 19cm |
商品内容
文学賞情報 |
2010年
第32回
サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞 |
---|---|
要旨 |
かつて人々が鉄道に夢を託し熱狂した時代があった。それは変化を求める人々の高揚感が社会を支配した、文明史の一つの高潮期であった。鉄道はその姿形によって、人々を無邪気に興奮させただけではない。従来の国土政策や経済社会の仕組みにさまざまな変革をもたらしながら、物質社会の繁栄を生み出した。官vs民、サン=シモン主義者vsフーリエ主義者、地下vs高架、蒸気vs電気、エンジニアvs建築家―鉄道整備をめぐって浮き彫りとなったさまざまな葛藤の歴史を経て、パリは初めて現在のような都市としての個性を獲得するのである。 |
目次 |
序章 パリ、都市と鉄道の一九世紀 |
出版社 商品紹介 |
鉄道建設への情熱とメトロへの期待が沸騰していた19世紀、パリ。都市史と鉄道史を横断する、まったく新しいパリ論。 |
出版社・メーカーコメント
鉄道建設への情熱とメトロへの期待が沸騰していた19世紀、パリ。熱狂と葛藤、さまざまな対立のなかで、パリはなぜ都市の歴史性、美しい街並みを保持できたのか? 都市史と鉄道史を横断する、まったく新しいパリ論!!