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幸福の文法 幸福論の系譜、わからないものの思想史

河出ブックス 058

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-309-62458-7
4-309-62458-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 257P 19cm

商品内容

要旨

悲惨にみちたこの現代に幸福論は可能なのか。苦悩の時代にこそ幸福とは何かが問われなければならない。―古代から現代まで人びとが幸福をどう考えてきたのかをダイナミックにたどりながら、アラン、ヒルティ、ラッセルによる世界の三大幸福論をやわらかに読み解き、従来、思想において片隅においやられてきた幸福への思考を復権させて、二十一世紀のための幸福論を多様な視点からさぐりだす、いままでになかった書。

目次

第1章 幸福論の系譜(哲学と幸福
ピエール・アド
ヒラリー・パトナムとユダヤ教 ほか)
第2章 幸福論のトリアーデ(幸福と不幸の神曲―ヒルティ
人生の味―アラン
果てなき探求の憐れみ―ラッセル)
第3章 幸福論の明日(ダカールの海岸にて
幸福の時代?
サルトルの「幸福」 ほか)

出版社
商品紹介

人類は幸福をどう考え、何を求めてきたのか。幸福の思想史を辿り、アランらの三大幸福論を読み解きながら、この時代の幸福を考える。

著者紹介

合田 正人 (ゴウダ マサト)  
1957年生まれ。明治大学教授。哲学・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)