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ことばあそびの歴史 日本語の迷宮への招待

河出ブックス 094

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-309-62494-5
4-309-62494-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 310P 19cm

商品内容

要旨

言語は単なるコミュニケーションの道具ではない―。なぞなぞ、縁語、掛詞、折句、沓冠、いろは歌いろいろ、『徒然草』のなぞ、口合・地口、無理問答、判じ絵、回文、考え物、都々逸…『万葉集』から、なぞなぞの宝庫と言うべき中世、言語遊戯百花繚乱たる江戸、幕末・明治まで、おもしろいことばあそびを紹介しつつ、時代時代の言語生活の息吹を感じながら、日本語という言語のワンダーランドへ読者をいざなう。

目次

第1章 ことばあそび事始め(あそびのあることば
ことばあそびからみた言語 ほか)
第2章 いろは歌あれこれ(ある助詞を使わないで和歌をつくる―『万葉集』のチャレンジ
同じ仮名を使わないで和歌をつくる―『古今和歌集』のチャレンジ ほか)
第3章 中世―なぞなぞの宝庫(『徒然草』のなぞ
連歌とことばあそび ほか)
第4章 江戸時代―言語遊戯百花繚乱(江戸のことばあそび
『剽金福寿草』のことばあそび ほか)
第5章 幕末・明治―雅俗をつなぐミッシング・リンク(幕末明治のことばあそび)

おすすめコメント

なぞなぞ、掛詞、折句、判じ絵、回文、都々逸……面白いことばあそびを紹介しながら、日本語という言語の仕組みを解き明かす。

著者紹介

今野 真二 (コンノ シンジ)  
1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)