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大洪水が神話になるとき 人類と洪水五〇〇〇年の精神史

河出ブックス 108

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-309-62508-9
4-309-62508-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 198P 19cm

商品内容

要旨

旧約聖書の「ノアの洪水」をはじめ、「ギルガメシュ叙事詩」、「マヤ神話」、そして日本の神話まで、世界の神話を紐解くと、驚くほど多くの洪水神話が伝えられていることに気づく。なぜ世界中に類似した神話が残されているのか?神話学、歴史学、考古学、地質学などを元に、はるか古代にその地で何が起きたのかを検証し、洪水が実在したかどうかではなく、抗えない大災害と闘い、これらの神話を生み出した人類の精神史に迫る。

目次

第1章 ノアの洪水
第2章 大洪水の起源を求めて
第3章 世界の洪水神話を読み解く
第4章 氷期と大洪水
第5章 地球規模の大洪水を再考する
終章 大洪水が神話になるとき

おすすめコメント

「ノアの洪水」をはじめ、なぜ世界中に洪水伝説が残っているのか? 古代にその地で実際に何が起きたのかを神話や歴史史料を元に読み解き、抗えない大水害と闘ってきた人類の精神史に迫る。

著者紹介

庄子 大亮 (ショウジ ダイスケ)  
1975年、秋田県生まれ。西洋古代史・西洋神話研究者。京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。2007年、博士号(文学)取得。関西大学、佛教大学などの非常勤講師を務める。本来の専門は西洋古代史だが、西洋の神話の意味や、後世への影響などに広く関心をもって研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)