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高橋英夫著作集テオリア 7

藝文遊記

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-309-70917-8
4-309-70917-6
税込価格 5,060円
頁数・縦 451P 20cm
シリーズ名 高橋英夫著作集テオリア

商品内容

要旨

第7回は「記憶」を遡る、昭和、戦前、幼少期の東京と、その近郊への旅。歴程賞受賞作など。

目次

藝文遊記(木漏れ日のテオリア
苧環の糸
「老人見花」というトポス
浜荻折り敷き…
すさみに鳴らす麦笛の…)
時空蒼茫(富士見橋の上で
飛鳥山十二景
田端村に住む
江戸東京遊歩
昼さがりの雨から「夕陽ヶ丘」まで ほか)

出版社・メーカーコメント

著者晩年の文学言語の新展開、『藝文遊記』(抄)、『時空蒼茫』(全。歴程賞)。後者は、幼少期からの時空の(文学的・音楽的…)記憶を掘り起こす独自な自己への旅の記録。

著者紹介

高橋 英夫 (タカハシ ヒデオ)  
1930年、東京生まれ。文芸評論家。東京大学文学部独文科卒業。著書に、『批評の精神』(亀井勝一郎賞)、『詩人の館』、『神話の森の中で』、『役割としての神』(芸術選奨文部大臣賞)、『志賀直哉 近代と神話』(読売文学賞)、『疾走するモーツァルト』、『西行』、『友情の文学誌』、『時空蒼茫』(藤村記念歴程賞)、『母なるもの―近代文学と音楽の場所』(伊藤整文学賞)、翻訳書に、ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』、ケレーニイ『神話と古代宗教』(日本翻訳文化賞)などがある。2019年、逝去。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)