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図説妖怪画の系譜

ふくろうの本

出版社名 河出書房新社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-309-76125-1
4-309-76125-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 144P 22cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 江戸時代のポケモン図鑑!?

    日本的世界観によって生まれた「妖怪」。百鬼夜行絵巻から現代まで、様々な妖怪が描かれているのが本書です。恐怖と災厄をもたらす存在だった妖怪が、江戸時代から徐々に親しみのある滑稽な存在として描かれていき、不気味ながらもユーモラスな妖怪画へとつながっていきます。年代ごとにカラフルな絵が並び、妖怪ファンならずとも興味を引くはず。その後、水木しげる氏によって妖怪マンガが確立し、現代は人間との心の交流が描かれるようになるほどです。おススメの江戸時代妖怪画は、解説と共に見ると時代背景もわかり、面白さ倍増。妖怪画の歴史がつまった一冊です。

    (2010年11月25日)

商品内容

要旨

絵巻からマンガまで現代に生き続ける妖怪たち。

目次

第1章 妖怪マンガの源流
第2章 マンガとしての妖怪浮世絵
第3章 妖怪図鑑の誕生
第4章 草双紙は妖怪マンガ
第5章 江戸のポケットモンスター
第6章 文明開化の妖怪マンガ
第7章 妖怪画の収集と研究
第8章 「妖怪マンガ」誕生前夜
第9章 水木しげると第一次妖怪ブーム
第10章 妖怪マンガと妖怪研究
第11章 妖怪マンガの未来

出版社
商品紹介

絵巻から浮世絵、現代のマンガまで、恐怖や畏敬の対象だった妖怪が、楽しまれる存在となっていく姿をたどる。