• 本

無者キリスト

出版社名 河出書房新社
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-309-90465-8
4-309-90465-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 407P 20cm

商品内容

要旨

我をキリストの中に棄て「無者」となるとき…福音書が伝える聖霊のドラマを捉えた画期的聖書入門書。

目次

第1部 キリストの実存十転(受肉(ベツレヘム)―徴の宗教(言い逆らいの徴)
受洗(ヨルダン)―聖霊のバプテスマ
霊戦(ユダヤの曠野)―キリスト対サタン(マタイ四・一〜一一) ほか)
第2部 人間の福音的実存七相(破れ
砕け
突破・突入 ほか)
第3部 無的実存(無者=無的実存者(マルコ一〇・一七〜二二、マタイ一九・一六〜二二、ルカ一八・一八〜二二)
天鐘(キリストの福音の霊想)
三一神の所在 ほか)

出版社
商品紹介

福音書が伝える聖霊のドラマを語ってキリスト教会の異端者とされた著者の「無の神学」にもとづく画期的な聖書入門書。

著者紹介

小池 辰雄 (コイケ タツオ)  
1904年2月7日、東京に生まれる。旧制水戸高校・東大時代から無教会の内村鑑三・藤井武・塚本虎二の聖書集会に相前後して列席する。1929年春、東京大学文学部ドイツ文学科卒業。1940年秋から武蔵野市の自宅で日曜聖書講筵を開く。終戦後、一高・東大教養学部教授。1950年秋、十字架・聖霊の本格的体験以来、使徒的次元の原始キリスト道を唱道し、その集会を武蔵野幕屋と称した。1961〜62年、西独ハンブルク大学の日本学交換教授。日本キリスト召団を結成。東大定年退職後、独協大学教授並びに独協中学・高等学校校長。1979年春、50年間の教職を退き、以後、福音伝道と著作に献身。1980年、西ドイツ政府から第一級功労十字章を授かる。独協大学名誉教授。1996年8月29日、往生。独立伝道者にして詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)