• 本

占領軍の科学技術基礎づくり 占領下日本1945〜1952

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-309-90524-2
4-309-90524-2
税込価格 4,290円
頁数・縦 382P 22cm

商品内容

要旨

本書は、当時のGHQ科学技術課員であった著者が、日本の科学者と共に、日本の古い体質を変え、新しい組織を作り、科学技術の産業化への道筋を築き上げるために情熱を傾けたGHQ科学技術課の仕事を詳細に記録した、歴史的ドキュメントである。

目次

1945年以前の日本の科学技術
科学調査と初期の管理
第一歩
仕事に取りかかる
原子力の管理
占領の最初の年
二重の官僚体制―理研物語
科学における民主主義の獲得
二つの学術顧問団
管理と援助
標準規格と品質管理
技術と経済
物語の終わり
50年後

著者紹介

ディーズ,ボーエン・C. (ディーズ,ボーエンC.)   Dees,Bowen C.
1942年、ニューヨーク大学で博士号を取得した物理学者。経済協力開発機構(OECD)で国際的活動をするうち、マッカーサーの要請により連合国最高司令官総司令部の経済科学局科学技術課の課員として日本へ赴任。1947年から52年まで、日本の経済復興のために科学技術の力を再構築する仕事に専念する。その後、アメリカ合衆国科学財団、アリゾナ大学副学長、フランクリン研究所所長を歴任する
笹本 征男 (ササモト ユクオ)  
1944年、島根県生まれ。中央大学法学部卒業。在韓被爆者問題市民会議会員。占領・戦後史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)