• 本

長明・兼好・芭蕉・鴎外 老年文学の系譜

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-309-90592-1
4-309-90592-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 318P 22cm

商品内容

要旨

日本の代表的な古典に、全く新しい、強い光を当てた異色の評論。長い間誤解されてきた芭蕉の辞世の句も、鴎外の遺言も、本書によって甦った。

目次

第1章 方丈記(無常と自省
隠逸思想 ほか)
第2章 徒然草(隠遁の勧め
無常観 ほか)
第3章 芭蕉(野ざらしの旅(上)「野ざらしを」の句に関する通説批判
野ざらしの旅(中)「野ざらしを」の句に関する米谷説批判 ほか)
第4章 鴎外(少壮期の寡作と老年期の多作
死・墓・年譜 ほか)

出版社
商品紹介

不惑を過ぎて初めてわかる文学の世界もある。日本文学に流れる「老年文学」の系譜を辿りながら、老いの味わいの深さを見出す人生論。

著者紹介

佐々木 雄爾 (ササキ ユウジ)  
昭和6年(1931)、佐賀県伊万里市に生まれる。昭和29年(1954)、九州大学文学部国語国文学科卒業。鹿児島ラサール高校教諭、長崎造船大学(現、長崎総合科学大学)助教授、佐世保工業高等専門学校教授を経て、平成7年(1995)、定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)