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縁が生きる 次代を育むまちづくりの実践

出版社名 河出書房新社
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-309-90836-6
4-309-90836-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 289P 20cm

商品内容

要旨

オバマ大統領、若狭塗り箸、「ちりとてちん」の放送、全国初となる「食のまちづくり条例」…“在るもの”を大事にする発想で、人口三万余の小都市を全国区に押し上げた、元・小浜市長による地方分権時代のリーダー論。

目次

第1章 守られて(信じることこそ―私は天狗にさらわれた
見えない糸で
自分で気づけば立ち直る―私は不登校児だった
正直は人の宝
劣等感は克服できる―笑われた字
まずは志)
第2章 オバマ大統領からの手紙―縁の不思議(計って事は進むのではない
社会現象はつながっている―観光は倍増
念ずれば通じ花開く―拉致被害者の帰国
事実は小説より奇なり―殺人犯が我が家に
姉妹都市の縁、御食国の縁
人脈は仕事を通してつくられる)
第3章 まちづくりの実践を通して(気づかない宝がある―まちづくりは個性を生かす
やってみないと―全国初の「食のまちづくり条例」
食育の根本は感謝する心―食育文化都市宣言
人の生き甲斐に貢献する―自治体の発展とは
アイデアを実践する
予算ゼロでもできることはある
尊徳の「分度」―身の丈財政宣言
播かぬ種は生えぬ―先人の播いた種を育てる)
第4章 リーダーシップ(経験は大事だが
筋を通す
困難な道を選択する
抽象論は人を引きつけない
満点の部下はいない
プロを育てる
「一寸待てこれでいいのか」―目標は高く
リーダーシップの根源は愛と敬)
第5章 一即一切万徳円満―生かされて(虫にも心が
知識と体得とでは―座禅の四〇年
公人は人を憎まず
政治家の品格)

出版社
商品紹介

オバマ大統領により一躍有名になった小浜市。だがこの偶然には縁を大事にすればこその必然があった。前小浜市長が語るリーダー論。

おすすめコメント

オバマ大統領により一躍有名になった小浜市。この偶然の騒動の裏には、縁を大事にすればこその必然があった。独自のまちづくりに手腕を発揮した元小浜市長が語るユニークなリーダー論。

著者紹介

村上 利夫 (ムラカミ トシオ)  
1932(昭和7)年福井県遠敷郡上中町生まれ。福井県立高等農業講習所(現・福井県立大学)、鯉淵学園研究科卒業。52年に福井県庁入庁、県立農業短期大学校教授、県農林水産部長等を務める。87年から99年まで三期にわたり福井県議会議員。2000年8月小浜市長に就任。08年8月任期満了により市長を退任。98年協同農業普及事業功労(農林水産大臣賞)、01年緑白綬有功賞(大日本農会)を受賞。09年旭日小綬章を受章。同年、緑化功労者表彰(農林水産大臣賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)