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わが半生の裏街道 原郷の再考から

出版社名 河出書房
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-309-92127-3
4-309-92127-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

戦前戦後の昭和を、自らの足で踏みしめ、彷徨った一人の歴史家が、いま自らの人生の原点に立ち返り、その裏街道を辿る時、時代の底辺を生きた民衆の姿が浮かび上がる。「自分史」の生みの親が今こそ語る底辺人生の裏ばなし。

目次

ハナハチじいさん
フー少年の腕白時代
「学徒出陣」前の重圧
土浦海軍航空隊へ
敗戦の痛手からの立ち直り
粕尾村での一年
失業時代
新劇の世界に入る
第二の人生へ―親友の死と歴史研究者へ復帰

おすすめコメント

歴史家であり、自分史の生みの親である筆者が、自らの半生を赤裸々に紡ぎ出す時、そこには時代の正体が浮かびあがってくる。

著者紹介

色川 大吉 (イロカワ ダイキチ)  
1925年千葉県生まれ。歴史家。東京大学卒業。東京経済大学名誉教授。「民衆史」の開拓、「自分史」の提唱などで注目を集め、水俣病事件調査や市民運動にもかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)