• 本

竹の谷のつる

出版社名 開港舎
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-309-92270-6
4-309-92270-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 26cm

商品内容

要旨

江戸時代、難波(浪花)元助・千代平親子は、阿賀郡新郷村大字釜字竹の谷(現岡山県新見市神郷釜村)で、牛の改良に力を注ぎ、体格の良い牛を産出しました。その牛たちは「竹の谷蔓牛」と呼ばれました。蔓牛というのは優れた系統の牛のことで、竹の谷蔓牛は日本で最も古い蔓牛と言われています。中国山地では、昔から牛とともに生活をしていました。その頃は子どもが牛を放牧に連れていったり、食事の世話をしたりと日常的に牛と触れ合っていたそうです。人と牛が一緒に田畑を耕し、家に帰れば同じ屋根の下で生活し、家族のように牛に接していた時代のお話です。

出版社・メーカーコメント

中国山地の集落で守られてきた優れた血統の「蔓(つる)牛」と村人のくらしを「つる」という子牛とおかあさんの視点で昔語り風に紹介

著者紹介

ほんだ てつや (ホンダ テツヤ)  
本田哲也。1951年、北海道生まれ。自然や動物たちの世界に魅せられて絵を描き続ける。私生活では、野菜の自然栽培を中心にエネルギーを含め自給自足生活を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)