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『ガラスのうさぎ』:未来への伝言 平和の語り部高木敏子の軌跡

出版社名 金の星社
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-323-07144-2
4-323-07144-2
税込価格 4,290円
頁数・縦 94P 26cm

商品内容

要旨

240万人もの人々に読み継がれてきた『ガラスのうさぎ』。平和を訴え続ける著者・高木敏子の軌跡をビジュアルにたどった一冊。

目次

高木敏子と『ガラスのうさぎ』(はじまりは『私の戦争体験』
あらすじ『ガラスのうさぎ』
人生を変えた『ガラスのうさぎ』出版
映像の世界へ、そして一変した生活
孫に贈る『新版 ガラスのうさぎ』
世界ははばたく『ガラスのうさぎ』)
高木敏子の歩いてきた道(誕生―下町での暮らし
家族―幸せな日々
戦時下―つらかった疎開生活
焼け跡―東京大空襲とガラスのうさぎ
絶望の淵―機銃掃射が奪った命
終戦―ひとすじの光
息吹―青春の日々・執筆活動へ
平和行脚―戦争を伝えるために
心の支え―旧友からの手紙)
高木敏子・人と仕事(世に送り出した作品たち
対談 すべての原点は十三歳の夏―高木敏子の人物像とその歩みを探る
〈特別寄稿〉めぐりあった人々の温かい声
立命館大学国際平和ミュージアム 高木敏子コーナー
園児疎開を描いたノンフィクション絵本『けんちゃんとトシせんせい』
長年の活動が認められてエイボン女性大賞に輝く
平和と友情よ永遠に―二宮町の「ガラスのうさぎ」像)
高木敏子・読者との絆(子どもたちが読んだ『ガラスのうさぎ』
中学生は『ガラスのうさぎ』をどう読んだか
平和の語り部としての講演活動)
高木敏子・未来への伝言(家族への思い
本は心の宝石箱
平和な世界のために)

著者紹介

笠原 良郎 (カサハラ ヨシロウ)  
1931年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業。東京都の公立中学校社会科教諭、都立高校司書教諭を経て、1982年、全国学校図書館協議会事務局に入局。1998年、理事長に就任。2001年に退職、顧問に就任する。相模女子大学、立教大学などで司書教諭の養成にあたる一方、学校図書館法改正や国際子ども図書館開設などの運動を展開した。第43回児童文化功労賞受賞。国際子ども図書館を考える全国連絡会会長、図書館情報学会会員、日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)