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木戸の夏時雨 大江戸番太郎事件帳 10

広済堂文庫 き−6−10 特選時代小説

出版社名 廣済堂出版
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-331-61288-0
4-331-61288-0
税込価格 692円
頁数・縦 337P 16cm

商品内容

要旨

四ツ谷左門町の木戸番・杢之助は町の平穏を守るため密かに事件を解決してゆく。天保三年の年が明けた頃、大名屋敷ばかりを狙う小気味のいい盗賊“鼠小僧”の話題で町衆は盛り上がっていた。そんな折、町内に水茶屋上がりのおケイという女が引っ越してきた。杢之助は彼女に横恋慕する武士から身を守ってやったのを縁に通い亭主の次郎吉とも出会う。秘密の過去を持つ杢之助はその男に自分と同じ匂いを嗅ぐ。彼が世間を騒がす大盗賊なのか!?杢之助は左門町から奉行所の目を逸らすための画策を巡らすが…。

著者紹介

喜安 幸夫 (キヤス ユキオ)  
昭和19年生まれ。兵庫県姫路市出身、埼玉県新座市在住。平成10年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞、平成13年『はだしの小源太』『身代わり忠義』等で第30回池内祥三文学奨励賞受賞。日本文藝家協会会員、日本文芸家クラブ会員、財団法人新鷹会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)