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母子幽霊 余々姫夢見帖

広済堂文庫 わ−6−7 特選時代小説

出版社名 廣済堂あかつき
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-331-61386-3
4-331-61386-0
税込価格 660円
頁数・縦 274P 16cm

商品内容

要旨

金木犀の花の香りが漂う中、余々姫の夢枕に立ったのはスズメバチが群がった霊と、「八ツ刻」という謎の言葉を言い残して消えた母子らしき二人の霊だった。スズメバチを放たれ殺された者の怨みによるものかと、江戸市中でハチに刺されて死んだ者を探し始めた余々姫だったが、その前に現れたのは、複雑に絡み合う不思議な絆だった…。将軍の娘でありながら、もって生まれた不思議な力で事件を解決していく余々姫の活躍が冴える書下ろし好評シリーズ第七弾。

著者紹介

和田 はつ子 (ワダ ハツコ)  
東京生まれ。日本女子大学大学院修了。出版社勤務後、テレビドラマの原作『よい子できる子に明日はない』で、一躍脚光を浴びる。その後、『ママに捧げる殺人』(角川書店)でミステリ・デビューを果たし、サイコスリラーという新たなジャンルを確立した。新日本出版社より『藩医 宮坂涼庵』を刊行し、時代小説に初挑戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)