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子供の「脳」は肌にある

光文社新書 145

出版社名 光文社
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-334-03245-6
4-334-03245-1
税込価格 770円
頁数・縦 197P 18cm

商品内容

要旨

「思いやりのある子に育って欲しい」―多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。しかし「心」は大事だと思っても、じっさいに「心」を育てるには何をどうしたらよいのか、わかりにくい。身体心理学者である著者は、「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。なぜなら、「肌」は「心」をつかさどる「脳」に、もっとも近いからである。最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。

目次

プロローグ 頭そだて、体そだて、心そだて(早期教育が「心」に与える影響
知的活動を支える「体」 ほか)
第1章 子どもの心は肌にある(肌感覚が「性格」になる
「なでなで」されて育った子 ほか)
第2章 思いやりを育てるスキンシップ(共感は模倣から生まれる
柔らかい体を作る)
第3章 みんな「なでなで」されたい(子どもを「なでなで」する
異性を「なでなで」する ほか)

著者紹介

山口 創 (ヤマグチ ハジメ)  
1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は、臨床心理学・身体心理学。現在、聖徳大学人文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)