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なぜ、あの人の話に耳を傾けてしまうのか? 「公的言語」トレーニング

光文社新書 694

出版社名 光文社
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-334-03797-0
4-334-03797-6
税込価格 858円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

性格を変える必要はなく、ベラベラと話す必要もなく、「外向的」である必要もない。大事なのは、「聞き手中心」の話し方。これからの時代に必要な「コミュニケーション能力」を考える。

目次

第1章 日本の「察しの文化」に未来はあるか(「公的言語」の衰退が進む日本
これからの時代のコミュニケーション
私的言語から公的言語へのスイッチ)
第2章 小泉純一郎のスピーチを、つい聞いてしまうのはなぜか(スピーチで最も大切なこと
自分の経験を物語にして語る
聞き手が聞きたいのは、「話し手中心」の物語ではない
つながり、経験の共有、共感
ことばのプロでも、スピーチが上手いとはかぎらない)
第3章 石川遼が世間から広く好かれる理由(石川遼の表現の仕方
他者をたて、客観的に話す
キレる人の言語的傾向)
第4章 日本人とスピーチ(日本にはなかった「演説」
公的言語が花開いた時代)
第5章 内向的な性格の人に眠っている能力(内向型の人、外向型の人
ノーム・チョムスキーの話し方
会社・職場が担う公的言語のトレーニング)

著者紹介

東 照二 (アズマ ショウジ)  
1956年石川県生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒業。テキサス大学オースチン校で博士号(言語学)を取得。専門は社会言語学。ユタ大学言語文学部教授。アメリカ・プロフェッショナルスキー教師協会(PSIA)認定のスキーインストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)