「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか?
光文社新書 713
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2014年9月 |
ISBNコード |
978-4-334-03816-8
(4-334-03816-6) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 349P 18cm |
商品内容
要旨 |
昔に比べれば、産休・育休や育児支援の制度が整ったかに見える今、それでも総合職に就職した女性の多くが、出産もしくは育休後の復帰を経て、会社を辞めている。男性と肩を並べて受験や就職活動にも勝ち抜き、出産後の就業継続の意欲もあった女性たちでさえ、そのような選択に至るのはなぜなのか、また会社に残ったとしても、意欲が低下したように捉えられてしまうのはなぜなのか。この本では、実質的に制度が整った二〇〇〇年代に総合職として入社し、その後出産をした一五人の女性(=「育休世代」と呼ぶ)に綿密なインタビューを実施。それぞれの環境やライフヒストリーの分析と、選択結果との関連を見ていく中で、予測外の展開にさまざまな思いを抱えて悩む女性たちの姿と、その至らしめた社会の構造を明らかにする。 |
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目次 |
1章 「制度」が整っても女性の活躍が難しいのはなぜか? |