白米が健康寿命を縮める 最新の医学研究でわかった口内細菌の恐怖
光文社新書 792
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2015年12月 |
ISBNコード |
978-4-334-03895-3
(4-334-03895-6) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 186P 18cm |
商品内容
要旨 |
歯原性菌血症という言葉をご存知だろうか。菌血症とは、細菌が血中に入り込み、全身の血管を巡るものをいう。通常は血管の中に細菌は入らないが、身体の中でただ1カ所、日常的に細菌が血管に容易に入ることのできる場所がある。それは歯の根元にできた虫歯や歯周病である。この歯原性菌血症は、気づかぬ間に全身の血管でじわじわと炎症を進行させ、血管を劣化させて心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、がん、認知症、リウマチなど、種々の慢性病の原因となることが最新のDNA解析技術でわかってきた。原因は子ども特有の歯の表面の虫歯(砂糖が原因)だけでなく、大人特有の歯の根元にできる虫歯(主食が原因)や歯肉炎である。ほぼ全ての生活習慣病に関わるこの歯原性菌血症を防ぐためには、主食を重視する栄養学の常識を根本から見直すことが必要。古代からの人類の歯や骨の変化や、統計、最新の研究データを基に、医科と歯科の連携、最新の口腔ケアの重要性を説く。 |
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目次 |
第1章 口内の糖質と細菌が、血管を滅ぼす(口の中や血管内で増殖する悪玉菌 |
おすすめコメント
大人特有の歯の根元にできる虫歯(主食が原因)や歯肉炎が原因で菌血症となる、歯原性菌血症の仕組みと怖さを伝える。