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100万円で家を買い、週3日働く

光文社新書 970

出版社名 光文社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-334-04376-6
4-334-04376-3
税込価格 880円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

お金をかけずに、豊かで幸せな生活を実践する人々の事例を、「再・生活化」をキーワードに紹介・解説。それは、(1)物の豊かさから人間関係の豊かさへ、(2)私有からシェアへ、(3)シンプル・ナチュラル・手作り志向、(4)日本・地方志向、の4つがカギとなる。モノやお金では幸せを感じられない現代人にとって理想の生き方とは?

目次

序 魔法の時代と「再・生活化」の時代
第1章 生活実験
第2章 昭和の官能
第3章 郊外の夜の娯楽
第4章 新旧をつなぐ
最後の分析 あとがきにかえて

おすすめコメント

いま私たちは、人口減少、右肩下がりの経済、人工知能の台頭といった事象のなかで、お金のかからない、個々人にとって本当に幸せな生き方を真剣に考え、実践していく必要があるだろう。本書では、新しい時代に即した生き方を実践する、さまざまな人々を紹介する。表題の事例のほかに「多摩ニュータウンに事務所兼スナックを開いた30代建築家夫婦」「年収140万円で離島で豊かに暮らすシングルマザー」「毎月の食費1500円で暮らす狩猟女子」「遊廓とストリップにはまるアラサー女子」「都心のマンション街にできた喫茶ランドリー」等々、自分だけでなく、小さなコミュニティをつくり、周りをも幸せにする試みを行う人々――新しい生き方を実践する人々を紹介する。

著者紹介

三浦 展 (ミウラ アツシ)  
1958年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。’82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。’86年同誌編集長。’90年三菱総合研究所入社。’99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)