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最後の願い 連作推理小説

光文社文庫 み27−1

出版社名 光文社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-334-74320-8
4-334-74320-X
税込価格 713円
頁数・縦 409P 16cm

商品内容

要旨

人気デザイナー・橘修伍の元に、怪しげな男が訪ねて来た。芝居の舞台美術を依頼したいと言うのだ。お話にならない報酬に断る橘だが、そこへ死んだ旧友の妻が訪れる。かつて彼が恋した女性が、冷たい怒りを胸に抱いて…(「最後の言葉は…」)。劇団立ち上げに奔走する青年・度会恭平とその仲間が、謎に満ちた事件を、人の心の不思議を、鮮やかに解き明かしてゆく。

著者紹介

光原 百合 (ミツハラ ユリ)  
広島県尾道市生まれ。大阪大学及び同大学院にて英文学を専攻。現在尾道大学芸術文化学部准教授。詩集や童話を執筆する一方、’98年、『時計を忘れて森へいこう』で推理小説界に本格デビュー。2002年には、「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞(短篇部門)を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)