• 本

三国志傑物伝

光文社文庫 み2−17

出版社名 光文社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-334-74438-0
4-334-74438-9
税込価格 776円
頁数・縦 429P 16cm

商品内容

要旨

烈士、忠臣、謀臣、智将―。人物の宝庫「三国志」の汲めども尽きぬ魅力は、英雄たちの偉業を支え、あるいは、その敵方にまわって、それを阻まんとした、彼ら脇役たちの人生に負うところが大きい。前著『三国志外伝』でファンを唸らせた著者が、再び放つ「詩心」あふれる三国志。

目次

崔〓(えん)―直言の士がはまった陥穽
〓芝(とう)―三国鼎立を生んだ外交の才
陸遜―軍事の天才も政治センスは欠如
劉曄―才能があり過ぎた男の「不足」
劉巴―無欲の士が拘った主君の資質
太史慈―主君運がなかった弓の名手
張遼―関羽が心を許した勇猛なる人格者
馬超―曹操が恐れた「意地」の武将
魯粛―国を動かした高所からの軍略思考
陶謙―劉備に国を譲った無欲の恩人〔ほか〕

著者紹介

三好 徹 (ミヨシ トオル)  
1931年東京生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。読売新聞社に入社。記者生活のかたわら、執筆活動を開始。’67年に『風塵地帯』で第20回日本推理作家協会賞、’68年には『聖少女』で第58回直木賞を受賞する。歴史小説、推理小説など、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)