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司馬遼太郎と寺社を歩く

光文社文庫 し26−4

出版社名 光文社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-334-74721-3
4-334-74721-3
税込価格 814円
頁数・縦 327P 16cm

商品内容

要旨

『坂の上の雲』で(宗像の御神島であるためいまでも女人禁制で、男子のみが住んでいる)と書かれた沖ノ島。対馬海峡に浮かぶ小さな島は、現在も祭礼時以外立ち入れない神域である。本書では司馬作品で書かれた全国三十三の寺社を、抜粋した文章とともに紹介。寺社の歴史や見どころを伝える。函館・称名寺から長崎・崇福寺まで、舞台となった寺社へ思いを馳せ、旅に誘う。

目次

東日本篇(称名寺と『菜の花の沖』
毛越寺と『義経』
立石寺と『街道をゆく』羽州街道、佐渡のみち ほか)
京都篇(東寺と『空海の風景』
方広寺と『城塞』
知恩院と『覇王の家』 ほか)
西日本篇(四天王寺と『軍師二人』
石山本願寺と『尻啖え孫市』
書写山円教寺と『播磨灘物語』 ほか)

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』などの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)