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薩摩スチューデント、西へ

光文社文庫 は26−3

出版社名 光文社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-334-74893-7
4-334-74893-7
税込価格 922円
頁数・縦 554P 16cm

商品内容

要旨

坂本龍馬が西郷隆盛と歴史的対面を果たしていた幕末、若き侍たちが荒れ狂う波涛の海を命をかけて渡った。薩摩藩の命で西を目指したのは俊英十五人と秘密使節四人の十九人。海外列強の前に日本の将来を按じた薩摩藩は、新しい時代を担う者を育てるべく彼らを海外に派遣した。海外渡航禁止の時代、まさにその行為は命がけであった。著者渾身の傑作感動巨編。

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生まれ。都立戸山高校、慶應義塾大学文学部を経て、同大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授。東京芸術大学助教授を経て、作家活動に専念。専門は日本書誌学、国文学。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)