• 本

駆込寺蔭始末 連作時代小説 新装版

光文社文庫 り2−3

出版社名 光文社
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-334-76331-2
4-334-76331-6
税込価格 524円
頁数・縦 220P 16cm
シリーズ名 駆込寺蔭始末

商品内容

要旨

封建の世、迫害を受けた女たちの救いの場とされた鎌倉の東慶寺。その住持・玉渕尼は前中納言の息女で、汚れを知らない純真な少女だった。無垢ゆえに傷つきやすい少女を護るのは、麿と名乗る雅な美剣士。かつて許嫁だった少女のため、朝廷の隠密方棟梁を担う公卿の地位を捨て、寺の用心棒となった。正義の太刀が、女たちを地獄に引き房そうとする鬼どもを一掃する。連作時代小説。縄田一男編・最新版著書リスト付き。

著者紹介

隆 慶一郎 (リュウ ケイイチロウ)  
1923年東京生まれ。東大卒。編集者、中央大学助教授を経て、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。’84年に小説に転じ、隆慶一郎名で『吉原御免状』を発表。同作が直木賞候補となるなど高い評価を受ける。以後、’89年に急逝するまで傑作を世に送り続けた。『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)