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絆回廊

新宿鮫 10

出版社名 光文社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-334-92758-5
4-334-92758-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 433P 20cm

商品内容

要旨

巨躯。凄味ある風貌。暴力性。群れない―。やくざも恐れる伝説的アウトローが「警察官を殺す」との情念を胸に22年の長期刑を終え新宿に帰ってきた。すでに初老だがいまだ強烈な存在感を放つというその大男を阻止すべく捜査を開始した新宿署刑事・鮫島。しかし、捜査に関わった人びとの身に、次々と―親子。恩人。上司。同胞。しがらみ。恋慕の念。各々の「絆」が交錯した時、人びとは走り出す。熱気。波瀾。濃度。疾走感。

出版社
商品紹介

警察官を殺すため、新宿を徘徊する大男。鮫島は暴力団元組長に接触したが、元組長は直後に殺され、鮫島も覆面の男たちに襲撃される…。

おすすめコメント

親子。恩人。上司。同胞。しがらみ。恋慕の念。それぞれの「絆」が交錯した時、人びとは走り出す。鮫島、慟哭。巨躯。凄味ある風貌。暴力性。群れない。やくざすら関わることを避ける伝説的アウトローが「家族を引き裂いた警察官を殺す」という情念をたぎらせ、二十二年の長期刑から解き放たれ、新宿に帰ってきた。その大男が拳銃を求めているとの情報を得て捜査を開始する新宿署刑事・鮫島。しかし捜査の途中、悔やみきれない出来事が次々と起こる。そのとき鮫島は何を思い、どう立ち向かうのか?シリーズ原点回帰以上の迫力と熱気。哀感と余韻。読み出したら止まらない、読み終えれば忘れることが出来ない最高傑作、ついに刊行!

著者紹介

大沢 在昌 (オオサワ アリマサ)  
1956年名古屋市生まれ。’79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞。’94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞。’10年に日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)