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ひろしま絵日記

出版社名 小峰書店
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-338-19247-7
4-338-19247-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 71P 22cm

商品内容

要旨

「ふみこさん、これ、なあに?」ふみこさんはふりむいて、みなみちゃんの手元を見ると、はっと息をのみました。「それ、どうしたの」みなみちゃんがもっていたのは、一さつのぶあついノートでした。

出版社・メーカーコメント

夏休み、ひいおばあちゃんの家にお泊まりにいった小学2年生のみなみちゃんは、押入れの奥にしまわれた古いノートを見つけます。それは、ひいおばあちゃんの妹、まさこちゃんの日記でした。まさこちゃんは国民学校2年生。日記には、戦争のために雛祭りを我慢したこと、お姉ちゃんが疎開に行って寂しいこと、防空壕に逃げたことなど、みなみちゃんが知らない暮らしが書かれていました。みなみちゃんは、ひいおばあちゃんといっしょに日記を読み進めながら、当時の暮らしや戦争の様子、そして原爆のことを知ります…。『ひろしまの満月』(第70回産経児童出版文化賞産経新聞社賞)のコンビによる、原爆と戦争の悲惨さを子どもたちに伝える幼年童話。

著者紹介

中澤 晶子 (ナカザワ ショウコ)  
名古屋市生まれ。1991年『ジグゾーステーション』(汐文社)で野間児童文芸新人賞、2023年『ひろしまの満月』(小峰書店)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞
ささめや ゆき (ササメヤ ユキ)  
東京都生まれ。1985年、ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、1995年『ガドルフの百合』(偕成社)で小学館絵画賞、1999年『真幸くあらば』(講談社)で講談社出版文化賞さしえ賞、2001年『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、2009年『彼岸花はきつねのかんざし』(学研プラス)で赤い鳥さし絵賞、2023年『ひろしまの満月』(小峰書店)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)