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冬の狩人

GENTOSHA NOVELS

出版社名 幻冬舎
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-344-00940-0
4-344-00940-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 462P 18cm

商品内容

要旨

新宿署の刑事・佐江は、警察の不祥事に関わり自らも死の縁に立った事件を経て、退職を決意していた。そんなとき、所轄違いのH県警捜査一課から、3年前に起きた未解決事件への捜査協力を求められる。なんでも、行方不明だった重要参考人が、「佐江の護衛さえあれば出頭する」とメールを寄越したというのだ。“重参”の名は阿部佳奈。面識すらない女が、なぜ無頼な中年刑事である自分を頼りにするのか?罠か、事件解決への糸口か。ただ真実だけを求めて、佐江はH県に向かう―。

出版社・メーカーコメント

「警察を辞めようと思っていた。あんたが俺を指名してくるまで」未解決事件に関わる一本のメールが、新宿の一匹狼を戦場に引き戻す。警察小説の金字塔。極上のノンストップエンターテインメント!新宿署のマル暴・佐江は、警察の不祥事に関わり自らも死の淵に立ったことで、退職を決めていた。そんな時、管轄外のH県警捜査一課から、3年前に起きた未解決事件の捜査に手を貸してほしいと要請される。なんでも、行方不明だった重要参考人からメールが届き、「佐江の護衛さえあれば出頭する」と申し出があったというのだ。”重参”の名は阿部佳奈。面識すらない女が、なぜ無頼な中年刑事である自分を指名するのか? 罠か、事件解決への糸口か――。H県警の新米刑事・川村の案内で、佐江はH県に向かう。

著者紹介

大沢 在昌 (オオサワ アリマサ)  
1956年、愛知県名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年「無間人形 新宿鮫4」で第110回直木賞、2014年「海と月の迷路」で第48回吉川英治文学賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)