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職業としてのAV女優

幻冬舎新書 な−12−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-344-98264-2
4-344-98264-9
税込価格 880円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

業界の低迷で、100万円も珍しくなかった最盛期の日当は、現在は3万円以下というケースもあるAV女優の仕事。それでも自ら志願する女性は増える一方だ。かつては、「早く足を洗いたい」女性が大半だったが、現在は「長く続けたい」とみな願っている。収入よりも、誰かに必要とされ、褒められることが生きがいになっているからだ。カラダを売る仕事は、なぜ普通の女性が選択する普通の仕事になったのか?長年、女優へのインタビューを続ける著者が収入、労働環境、意識の変化をレポート。求人誌に載らない職業案内。

目次

序章 新人AV女優の誕生毎年6000人
第1章 AV女優の労働条件日当3万円〜
第2章 AV女優の労働市場と志望理由倍率25倍
第3章 AV労働環境の変遷96年のカオス
第4章 労使トラブル損害請求1000万円
第5章 AV女優の退職引退後の付加価値は2倍

著者紹介

中村 淳彦 (ナカムラ アツヒコ)  
1972年東京都生まれ。専修大学経済学部卒業後、フリーライターとなる。企画AV女優たちの衝撃的な生と性を記録した「名前のない女たち」シリーズは代表作となり、映画化もされる。現在は、株式会社曙福祉プランニングを設立し、高齢者デイサービスセンターを運営しながら、ノンフィクション、ルポルタージュを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)