あらゆる小説は模倣である。
幻冬舎新書 し−1−3
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2012年7月 |
ISBNコード |
978-4-344-98270-3
(4-344-98270-3) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 234P 18cm |
商品内容
要旨 |
あらゆる小説は多かれ少なかれ、他の小説を手本にし、影響を受け、技を盗み、足跡を追いかけることによって書かれている。夏目漱石も谷崎潤一郎も村上春樹も例外ではない。オリジナリティと模倣についてどう考えればいいのか。硬軟かかわらず膨大な現代小説を精緻に読みこなすことで圧倒的に支持される文芸評論家が、まるでDJがさまざまな音楽をリミックスするように、自由自在に過去の名著を模倣し、盗むことによって小説を完成させる技法をはじめて明らかにした。 |
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目次 |
第1章 模倣と「パクリ」のあいだ(小説のそら似 |