• 本

エックハルト〈と〉ドイツ神秘思想の開基 マイスター・ディートリッヒからマイスター・エックハルトへ

出版社名 春秋社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-393-32368-7
4-393-32368-8
税込価格 4,536円
頁数・縦 272,3P 20cm

商品内容

要旨

キリスト教思想史内部からの“突出せる非連続面”の一断面。日本の禅や西田哲学とも響きあうエックハルトの神秘思想。先蹤たるディートリッヒから説き起こし、ドイツ古典哲学を形成したフィヒテやシェリングやヘーゲルにも及んだ巨大な影響をもふまえ、また20世紀の哲学思索の巨頭ハイデガーとも対峙するエックハルトの、精神の危機に苦しむ現代にこそ重要性を増す「個の覚醒」の意義を明らかにする。

目次

序の部 今日の思惟の境涯における“ドイツ神秘思想”の意義
承前 知性的活動原理における、“神の像(imago)の在り処”の究明―ドイツ神秘思想成立の「理論的布石」としてマイスター・ディートリッヒ
本編 エックハルト論攷(マイスター・エックハルトの言語理解に寄せて
マイスター・エックハルトの根本テーゼ“Esse est Deus”―その、聖書的かつ形而上学的基礎の開明へ向けての準備考察
普遍的神性の問題を巡っての、マイスター・エックハルトにおける宗教哲学的問題脈絡への諸断章)

著者紹介

長町 裕司 (ナガマチ ユウジ)  
1956年生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。上智大学大学院哲学研究科修士課程、同神学研究科修士課程修了。ミュンヘン哲学大学哲学研究科博士後期課程修了。哲学博士(ミュンヘン哲学大学)。現在、上智大学文学部哲学科教授。研究分野はドイツ近代・現代哲学と宗教哲学、とりわけキリスト教思想史におけるドイツ神秘思想及びハイデガーと現象学の展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)