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倍音 音・ことば・身体の文化誌

出版社名 春秋社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-393-95704-2
4-393-95704-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 250,8P 20cm

商品内容

要旨

虚無僧尺八の鬼才が開く革新的音響文化論。

目次

第1章 不思議な現象
第2章 倍音とは何か
第3章 メディアを席巻する倍音
第4章 日本という環境・身体・言語
第5章 日本文化の構造
第6章 超倍音楽器、尺八
第7章 人間にとって音、音楽とは何か
終章 未来の響きに耳を澄ます

出版社
商品紹介

普段聞こえている音の奥にある不思議な音色「倍音」のすべてを、世界的尺八奏者がいま明らかにする。音を巡る画期的身体文化論。

著者紹介

中村 明一 (ナカムラ アキカズ)  
作曲家。尺八演奏家。横浜国立大学工学部応用化学科卒(量子化学専攻)。横山勝也師、多数の虚無僧尺八家に師事。米国バークリー音楽大学にて作曲とジャズ理論を学び、最優等賞で卒業。米国ニューイングランド音楽院大学院修士課程作曲科およびサード・ストリーム科で奨学生として学ぶ。虚無僧に伝わる尺八音楽の採集・分析・演奏をライフワークとしつつ、ロック、ジャズ、クラシック、現代音楽、等に幅広く活躍。世界30ヶ国余で公演。世界40局余の放送局に出演。150都市以上で公演。自ら捜しあて極めた日本古来の呼吸法「密息」と、独自に開発した方法による循環呼吸(吹きながら同時に息を吸い、息継ぎなしに吹き続ける技術)を自在に操る。作曲家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)