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生命は、宇宙のどこで生まれたのか

祥伝社新書 229

出版社名 祥伝社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-396-11229-5
4-396-11229-7
税込価格 858円
頁数・縦 243P 18cm

商品内容

要旨

生命はなぜ、“左手型”アミノ酸だけでできているのか?生命の起源を解くカギは宇宙にあった―宇宙生物学の最前線がわかる。

目次

序章 生命は、宇宙のどこで生まれたのか―宇宙生物学の誕生
第1章 地球上の生命の起源とは
第2章 星と惑星の生まれた場所―初期の地球の過酷な世界
第3章 生命とはなにか―生命を作る物質とその仕組み
第4章 なぜ地球の生命はすべて「左手型アミノ酸」でできているのか―生命の起源を探る
第5章 地球外に生命は存在するか
第6章 恐竜だけじゃない!地球生命の大量絶滅の可能性
終章 私たち生命を形作る物質は、どこから来て、どこに行くのか

出版社・メーカーコメント

宇宙生物学の最前線がわかる! 生命の起源を解くカギは宇宙にあった―― 生命はなぜ、“左手型”アミノ酸だけで できているのか? 生命の起源に迫る「宇宙生物学(アストロバイオロジー)」の挑戦 ◎太陽や地球はどのようにして生まれたのか? ◎「第二の地球」や地球外生命を見つけ出せ! ◎「はやぶさ」などの探査機がもたらす、初期の太陽系の姿 ◎月、火星、タイタン、エウロパ……「水」を探し求めて ◎彗星から発見された生命の材料、アミノ酸 ◎生物が「左手型」のアミノ酸だけでできているのはなぜか 「宇宙生物学」とは…… 宇宙における生命の、起源・進化・分布・未来の研究(NASAの定義) ■「宇宙生物学」が挑む生命の起源 「宇宙空間には、地球以外にも生命が存在しているかもしれない」。 いま、そのような研究が現実のものとなっています。それが、「アストロバイオロジー」、日本語に直訳すれば、「宇宙生物学」です。宇宙生物学とは、私たち人類を含む生命がいつ、どこで生まれ、どこへ向かうのかという、誰もが一度は疑問に感じることに答えようとする新しい学問です。 太陽系の外にあるかもしれない「第2の地球」の探索や、隕(いん)石や惑星における生命の痕跡の探査、人間の体を作るアミノ酸の起源の解明など、最先端の研究成果を専門用語をなるべく使わずに紹介。 生命誕生の謎に迫ります。

著者紹介

福江 翼 (フクエ ツバサ)  
1979年、京都生まれ。博士(理学)。国立天文台ハワイ観測所研究員。2004年、神戸大学理学部物理学科卒業。09年、京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻博士課程修了。同年より現職。11年、第27回井上研究奨励賞を受賞。専門は天文学、宇宙物理学、宇宙生物学。とくに、星や惑星そして生命が、どのような宇宙環境で、どのようにして誕生し、進化していくのかについて多面的に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)