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私がケータイを持たない理由

祥伝社新書 292

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-396-11292-9
4-396-11292-0
税込価格 858円
頁数・縦 188P 18cm

おすすめコメント

日本人の携帯普及率は100パーセント(全人口に対して契約数が占める割合 3月現在・総務省調べ)。そんな時代に携帯電話を持たない著者は「どうしてケータイを持っていないのですか?」とよく聞かれる。「なぜ私はケータイを持たないのだろう」と考え続けた・・・・。 携帯電話の過度の使用がもたらす社会上、健康上の弊害は科学者や識者が指摘するところでもある。そうした諸説を紹介しつつ、ケータイの利便性の裏に潜む危うさ、怖さをレポートする!

出版社・メーカーコメント

あえて“文明”にさからう私の生き方! 硬骨のジャーナリストが挑む、気宇壮大、かつ無謀な試みの顛末(てんまつ)とは? 〈ケータイが湛(たた)える無限の可能性を、私は心の底から認めています。けれどもケータイに真っ当な発展を遂げさせるためには、現代人はあまりにも未熟だと思います。少なくとも私には百年早い。だから私はケータイを持ちません〉──本文より ケータイの功罪をめぐり、IT界のカリスマ・津田大介氏との対談を収録 ■ケータイの代わりに現代人が失ったものとは? 日本のケータイ契約数は1億2800万台を突破、今や現代は、それなしでは生活できない社会となった。だが、便利さと引き換えに、失った物も多々ある。それは、個人の尊厳や自由、私的空間、電磁波に冒(おか)されない健康、監視されない社会だ。著者は、世の大勢に背を向け、「持たず、使わず、持ち込ませず」の非ケータイ三原則を貫くジャーナリスト。ケータイさえなければ起きなかった事件・事故を追跡、ケータイと共に変貌した日本の姿を憂(うれ)えて、「休ケータイ日のすすめ」を提唱する。