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糖尿病になる人痛風になる人

祥伝社新書 297

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-396-11297-4
4-396-11297-1
税込価格 858円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

糖尿病の予備軍は約千八百万人、痛風の予備軍は約五百万人。四〇歳以上の男性では二人の一人が糖尿病にかかる可能性があるといわれている。「サイレントキラー」と呼ばれる糖尿病と痛風は、重なって発症する確率が高く、知らず知らずに体を蝕み、気づいたときには手遅れであることが多い。加えて最新の研究では、二つの病気に共通する原因であるメタボリックシンドロームがアルツハイマー病を誘発するとされているので、厳重な注意が必要である。糖尿病と痛風は、なぜ起きるのか?未然に防ぐにはどうしたらいいのか?最新の医学情報を紹介しながら、代表的な生活習慣病に備える方法を伝授する。

目次

第1章 知っておきたい糖尿病と痛風の基礎知識(増えている糖尿病と痛風
サイレントキラーとメタボリックシンドローム ほか)
第2章 糖尿病について(糖尿病が悪化すると…
糖を使う体の仕組み ほか)
第3章 痛風について(プリン体を使う体の仕組み
痛風の薬 ほか)
第4章 アルコールの害と、運動の必要性を考える(アルコールやめてみませんか?
アルコールの脳への影響 ほか)
第5章 メタボリックシンドロームから離脱する(ダイエット成功の鍵は脳にある
運動がなぜ大切か ほか)

おすすめコメント

日本の糖尿病予備軍は1870万人、この数は1997年に比べて倍増、1955年と比べると30倍!糖尿病の怖さは腎臓・神経・眼に起こす合併症にある。現在29万人が人工透析で命をつなぎ、その数は年に1万人ずつ増えている。この透析医療には年に1兆円以上かかっている。同じ生活習慣病の痛風患者も激増し、発症年齢低下傾向にある。本書では「秋葉原駅クリニック」院長が糖尿病・痛風について、原因、経過、予防、治療法など整理、さらに最新の知見を紹介する。

出版社・メーカーコメント

2大生活習慣病が2時間でわかる 取り返しのつかないことになる前に、どうするか!? 糖尿病になるか、通風になるか、究極の選択にあなたは耐えられますか?  【内容の一部】 ●サイレントキラーとメタボリックシンドローム ●放っておくとどうなるか ●炭水化物を減らす意味 ●増えている糖尿病・痛風予備軍 ●本当は無いところにある脂肪=異所性脂肪 ●脂肪細胞が進めるメタボリック・ドミノ ●脂肪組織は生きている ●糖尿病が悪化すると…… ●人工透析とは ●いまさら聞けない「糖」って何? ●糖尿病とアルツハイマー病 ●筋肉を制する者がメタボを制する ●コーヒーと糖尿病 ●痛風の尿酸はプール、糖尿病の糖はフロー ●尿酸値はメタボのセンサー……  ■あなたの体にも忍びよっているかもしれない! 糖尿病の予備軍は約1800万人、痛風の予備軍は約500万人。40歳以上の男性では二人に一人が糖尿病にかかる可能性があるといわれている。 「サイレントキラー」と呼ばれる糖尿病と痛風は、重なって発症する確率が高く、知らず知らずに体を蝕(むしば)み、気づいたときには手遅れであることが多い。加えて最新の研究では、2つの病気に共通する原因であるメタボリックシンドロームがアルツハイマー病を誘発するとされているので、厳重な注意が必要である。 糖尿病と痛風は、なぜ起きるのか? 未然に防ぐにはどうしたらいいのか? 最新の医学情報を紹介しながら、代表的な生活習慣病に備える方法を伝授する!

著者紹介

大和田 潔 (オオワダ キヨシ)  
1965年、東京都生まれ。福島県立医科大卒業後、武蔵野赤十字病院などで救急診療にたずさわる。東京医科歯科大学大学院にて基礎医学研究。青山病院を経て、「秋葉原駅クリニック」院長。総合内科専門医、神経内科専門医、頭痛専門医、医学博士、日本臨床栄養学会会員、東京医科歯科大学臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)