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家族はなぜうまくいかないのか 論理的思考で考える

祥伝社新書 396

出版社名 祥伝社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-396-11396-4
4-396-11396-X
税込価格 902円
頁数・縦 267P 18cm

商品内容

要旨

家族は愛情と血縁で固く結ばれている。こうした思い込みにこそ、多くの危険が潜んでいる。当たり前だと思っている家族のあり方をどのように考え、いかにマネージメントしていけばよいのかを学ぶ必要があるのだ。本書では、「論理的思考」と「インセンティブ」をキーワードに、経済学をはじめ社会学、法学、心理学など多分野の知見を総合して、家族の問題を考える。

目次

第1章 なぜ結婚するのか
第2章 家族のガバナンス
第3章 夫婦関係をよく保つには
第4章 親子関係に特有の問題とは
第5章 祖父母と孫、そして親との三角関係
第6章 沖縄の家族問題から見えるもの
第7章 法律は家族を守っているか

出版社・メーカーコメント

男女の結婚観の違い 親子の愛情のすれ違い 増える家族間トラブル ──理想的な家族のマネジメント方法とは 家族をテーマとする本はこれまで数多く出版されています。アプローチも多岐にわたっていて、社会学、法学、経済学、心理学などさまざまです。本書は、こうした多分野にまたがっている家族の問題になんとか横串を刺せないかという私のもがきから生まれました。キーワードは「論理的思考」と「インセンティブ(動機付け)」です。この2つのキーワードの適用範囲をもっと広げていけば、複雑に見える家族というテーマにも、ひとつの視点からアプローチできるのです。(「はじめに」より) ■新たな視点で考える、幸せな家庭の築き方 家族は愛情と血縁で堅く結ばれている。こうした思い込みにこそ、多くの危険が潜(ひそ)んでいる。日本の殺人事件の半数以上が親族がらみであり、日本で最も治安の悪い場所は家庭内だと言っても過言ではない。恋人関係ではなく結婚を選択するのはなぜか? 子どもは両親とどう付き合えばいいのか? 祖父母と孫の望ましい関係は? そうした、当たり前だと思っている家族のあり方をどのように考え、いかにマネージメントしていけばよいのかを学ぶ必要があるのだ。本書では、「論理的思考」と「インセンティブ」をキーワードに、経済学をはじめ社会学、法学、心理学など多分野の知見を総合して、家族の問題を考える。

著者紹介

中島 隆信 (ナカジマ タカノブ)  
慶應義塾大学商学部教授、同大学産業研究所所長。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(商学)。専門は応用経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)