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焦土の恋 “GHQの女”と呼ばれた子爵夫人 書下ろし

祥伝社文庫 た32−1

出版社名 祥伝社
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-396-33663-9
4-396-33663-2
税込価格 628円
頁数・縦 250P 16cm

商品内容

要旨

昭和二十一年一月、子爵夫人鳥尾鶴代はGHQ将校を慰問するパーティに誘われた。「お国のため是非に」と懇願され列席した鶴代は、運命的な恋に落ちる。相手は、憲法改正や財閥解体を推し進める民政局のケーディス大佐。だが、民政局と対立する参謀二部と日本の保守派が二人の恋を利用しケーディス失脚を画策する。占領下の政争に翻弄された美貌の子爵夫人の情念を描く。

出版社・メーカーコメント

占領下の政争に利用されたスキャンダラスな恋 日本のために尽力し、石もて追われた ケーディス大佐と子爵夫人との軌跡…  昭和21年1月、子爵夫人鳥尾鶴代(とりおつるよ)はGHQ将校を慰問するパーティに誘われた。「お国のため是非に」と懇願(こんがん)され列席した鶴代は、運命的な恋に落ちる。相手は、憲法改正や財閥解体を推し進める民政局のケーディス大佐。だが、民政局と対立する参謀二部と日本の保守派が2人の恋を利用しケーディス失脚を画策する。占領下の政争に翻弄(ほんろう)された美貌の子爵夫人の情念を描く!

著者紹介

橘 かがり (タチバナ カガリ)  
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部西洋史科卒業。2003年「月のない晩に」で小説現代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)