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冬波

祥伝社文庫 こ17−25 風烈廻り与力・青柳剣一郎 22

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-396-33768-1
4-396-33768-X
税込価格 713円
頁数・縦 339P 16cm

商品内容

要旨

霙舞い落ちる冬の夜更け。金貸しの使用人・多助が主の善兵衛を殺し、人質を楯に立て篭もった挙げ句、自殺した。騒ぎは落着したと思われたが、見習い与力として出役した青柳剣之助は疑念を覚える。使命感を燃やし、密かな探索の末に辿り着いたのは、非情なる真実だった…。戸惑い迷う倅を見つめる剣一郎が、父として、“青痣与力”として、取った意外な行動とは?

出版社・メーカーコメント

大人気シリーズ90万部突破! 下手人は何を守ろうとしたのか? 主殺し事件の裏に隠されていたのは―― 真実に近づくことの苦しみを知った息子に父・剣一郎は何を告げるのか? 霙(みぞれ)舞い落ちる冬の夜更け。金貸しの使用人・多助(たすけ)が主(あるじ)の善兵衛(ぜんべえ)を殺し、人質を楯(たて)に立て籠(こ)もった挙げ句、自殺した。騒ぎは落着したと思われたが、見習い与力として出役した青柳剣之助(あおやぎけんのすけ)は疑念を覚える。使命感を燃やし、密(ひそ)かな探索の末に辿(たど)り着いたのは、非情なる真実だった……。戸惑(とまど)い迷う倅(せがれ)を見つめる剣一郎(けんいちろう)が、父として、“青痣(あおあざ)与力”として、取った意外な行動とは?

著者紹介

小杉 健治 (コスギ ケンジ)  
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。『絆』で日本推理作家協会賞を、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説などを執筆し、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)