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厭な小説 文庫版

祥伝社文庫 き20−1

出版社名 祥伝社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-396-33783-4
4-396-33783-3
税込価格 817円
頁数・縦 507P 16cm
シリーズ名 厭な小説

商品内容

要旨

「厭だ。厭だ。厭だ―」同期深谷の呪詛のような繰り言。パワハラ部長亀井に対する愚痴を聞かされ、うんざりして帰宅した“私”を出迎えたのは、見知らぬ子供だった。巨大な顔。山羊のような瞳。左右に離れた眼。見るからに不気味な子供がなぜ?しかし、妻は自分たち以外に家には誰もいないと言う。幻覚か?だが、それが悪夢の日々の始まりだった。一読、後悔必至の怪作。

おすすめコメント

帰宅した私を出迎えたのは山羊のような瞳をした見知らぬ子供。それが悪夢の日々の始まりだった…奇妙な設定と癖になる文体。周囲で「厭な」ことばかりが続く悪夢のバッドトリップ・ノベル待望の文庫化!

出版社・メーカーコメント

「厭(いや)だ。厭だ。厭だ──」同期深谷(ふかたに)の呪詛(じゅそ)のような繰(く)り言(ごと)。パワハラ部長亀井(かめい)に対する愚痴を聞かされ、うんざりして帰宅した“私”を出迎えたのは、見知らぬ子供だった。巨大な顔。山羊(やぎ)のような瞳(ひとみ)。左右に離れた眼。見るからに不気味な子供がなぜ? しかし、妻は自分たち以外に家には誰もいないと言う。幻覚か? だが、それが悪夢の日々の始まりだった。一読、後悔必至の怪作!

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
1963年生まれ。小説家、意匠家。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。日本推理作家協会賞、泉鏡花賞、山本周五郎賞に続き、2004年『後巷説百物語』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)