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分水嶺

祥伝社文庫 さ14−3

出版社名 祥伝社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-396-34341-5
4-396-34341-8
税込価格 880円
頁数・縦 493P 16cm

商品内容

要旨

急逝した父の遺志を継ぎ、山岳写真家として生きることを誓う風間健介。父の愛した厳冬の大雪山で撮影中、絶滅したはずのオオカミに命を救われたという田沢保と出会う。風間は、田沢が亡き父と交流のあったこと、殺人罪で服役していたことを知るが、極寒の中、田沢と共にオオカミを探すにつれ、彼の人間性に惹かれていく。やがて、二人の真摯な魂が奇跡を呼ぶ―。

出版社・メーカーコメント

厳冬の大雪山で幻のオオカミを探す二人の男達の魂を描く本格山岳小説の白眉!急逝(きゅうせい)した父の遺志(いし)を継ぎ、山岳写真家として生きることを誓う風間健介(かざまけんすけ)。父の愛した厳冬の大雪山(たいせつざん)で撮影中、絶滅したはずのオオカミに命を救われたという田沢保(たざわたもつ)と出会う。風間は、田沢が亡き父と交流のあったこと、殺人罪で服役していたことを知るが、極寒の中、田沢と共にオオカミを探すにつれ、彼の人間性に惹かれていく。やがて、二人の真摯(しんし)な魂が奇跡を呼ぶ――。

著者紹介

笹本 稜平 (ササモト リョウヘイ)  
1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第十八回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第六回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)