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伽羅の残香

祥伝社文庫 こ17−42 風烈廻り与力・青柳剣一郎 39

出版社名 祥伝社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-396-34349-1
4-396-34349-3
税込価格 704円
頁数・縦 330P 16cm

商品内容

要旨

伽羅に似た香りの鬢付け油が大人気の『錦屋』。その主・卯三郎は、何でも金の力で他人のものを奪い取ると評判だ。ある日、腹を真一文字に斬られた男の死体が見つかった。青柳剣一郎は、男が錦屋を探っていたと知り、卯三郎が本物の伽羅をつかっているのではと疑う。さらに、錦屋の用心棒が相次いで襲われ、大盗賊が伽羅を狙っていた話を耳にする。欲望渦巻く争いの行方は!?

出版社・メーカーコメント

富商、武家、盗賊の三つ巴の争い欲にまみれた男たち剣一郎が見た悲しき争いの結末とは……伽羅(きゃら)に似た香りの鬢付(びんづ)け油(あぶら)が大人気の『錦屋(にしきや)」。その主・卯三郎(うさぶろう)は、何でも金の力で他人のものを奪い取ると評判だ。ある日、腹を真一文字に斬られた男の死体が見つかった。青柳剣一郎(あおやぎけんいちろう)は、男が錦屋を探っていたと知り、卯三郎が本物の伽羅をつかっているのではと疑う。さらに、錦屋の用心棒が相次いで襲われ、大盗賊が伽羅を狙っていた話を耳にする。欲望渦巻(うずま)く争いの行方は!?

著者紹介

小杉 健治 (コスギ ケンジ)  
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。87年『絆』で日本推理作家協会賞を、90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説の旗手として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)