兵隊三日捕虜三年
新人物文庫 も−1−1
出版社名 | KADOKAWA(新人物往来社) |
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出版年月 | 2009年7月 |
ISBNコード |
978-4-404-03721-3
(4-404-03721-X) |
税込価格 | 734円 |
頁数・縦 | 287P 15cm |
商品内容
要旨 |
一九四五年(昭和二十)八月十三日。ソ連軍の満州侵攻が激しさを増すなか、少年軍属として飛行場設営に従事していた十七歳の畑半二にも、臨時招集令が下った。厳しい規律の軍隊社会のなかで、右も左もわからないまま三日で終戦。そのままシベリア行きの貨車に載せられ、終わりの見えない抑留の日々を送ることになる。極寒の地で少年を待ち受けていたものは、飢え、精神の崩壊、日本人同士の醜い争い。極限状態におかれた人間の本質を通して、少年は次第に戦争とはなにか、人間とはなにかを考えるようになる。シベリア抑留の壮絶な実態と少年の成長を描く、書きおろしノンフィクション。 |
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目次 |
西へ向かって走る貨車 |