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マンガでわかる「西洋絵画」の見かた ギリシャ・ローマ神話編

キャラクター&名場面でストーリーがよくわかる

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-416-52056-7
4-416-52056-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 223P 21cm
シリーズ名 マンガでわかる「西洋絵画」の見かた

商品内容

要旨

ギリシャ・ローマ神話由来のものは私たちの身近なところにあふれています。星座や惑星の名前、会社名やブランド名、商品名だけでなく、シェイクスピアなど古典文学にも引用されていますし、マンガやゲームなどの元ネタとして知った人も多いことでしょう。それだけ、ギリシャ・ローマ神話は魅力的なのです。でもそれは、「お話」としておもしろいからだけではありません。西洋の人々が古代ギリシャ・ローマの文化をまるごとリスペクトしてきた結果、神話が現代にも生きているのです。その最良の例ともいえるのが西洋絵画です。

目次

第1章 古代ギリシャ・ローマ文明とその美術
第2章 ギリシャ・ローマ神話はどのように描かれてきたのか
第3章 ギリシャ・ローマ神話と画家たち
第4章 オリンポス十二神と主要な神々
第5章 世界の始まりの物語
第6章 恋する神々
第7章 英雄たちの物語
第8章 トロイア戦争の物語
第9章 神と人・ニンフたちの物語
第10章 テーマ・寓意

出版社・メーカーコメント

キリスト教とならぶ、ヨーロッパ文化全般の土台となっているギリシア・ローマ神話。本書では絵画を通して、それらを読み解きます。ストーリーがわかるだけでなく、ヨーロッパのその土地・時代でどう受け取られ、どう描かれたか? その絵にはどんな意味が込められているのか? を知ることで、ヨーロッパの歴史にもふれることができる内容です。ギリシア・ローマ神話はマンガやゲーム、小説、音楽、映画などのモチーフとして参照されることも多く、日本でも馴染みが深いため、美術史入門としても好適。遺跡の写真や地図なども合わせて紹介。絵画を通してより一歩、歴史を学ぶ手助けとなる一冊です。

著者紹介

池上 英洋 (イケガミ ヒデヒロ)  
美術史家。東京造形大学教授。東京藝術大学大学院修士課程修了後、イタリア・ボローニャ大学などでの在外研究、恵泉女学園大学准教授、國學院大學准教授を経て現職。専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)