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エスキスの料理 インスピレーションから創造する料理の考え方

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-416-52111-3
4-416-52111-1
税込価格 7,700円
頁数・縦 297P 25cm

商品内容

目次

第1章 時間(生命―仔牛、海藻、蕎麦
本能―鰆、ガルム、フェンネル ほか)
第2章 土地、内面(共生―舞茸、猪とトリュフ
静寂―ココナッツ、パースニップ、梨 ほか)
第3章 人(紅―小豆、カシス、ナツメグ
収穫―きんき、瓜、青梅 ほか)
第4章 芸術、美(ヴェール―葛切り、アーモンド、スターアニス
鬨―すっぽん、トリップ、せり ほか)
第5章 3つのテロワール(直観―昆布、コンテ、トリュフ
露―グリーンアスパラガス、北寄貝とブッラータ ほか)

出版社・メーカーコメント

フランス料理業界で高く評価を受けている著者が料理への沸き上がる創造のエネルギー、フィロソフィーを「本人が撮影した写真」と「本人の言葉」で綴る銀座にある人気フランス料理店「ESqUISSE」。レストランのオープンから約10年、エグゼクティブ シェフであるリオネル・ベカは、常に独創的な料理を提供し続けています。著者は、どのような発想のもとで料理を考えるのでしょうか?食というカテゴライズされた枠を飛び出し、人、文化、芸術、自然、土地、時間、思想などから様々なインスピレーションを受け取りストック。それぞれ散らばった思いや感情が、自由な感性のもとで一つに繋がりアイディアとなる、と著者は語ります。日本で料理を作るためには、日本を深く理解する必要があると著者は言います。本書では、著者が、日本の原風景を求めて旅する、伝統文化や芸術に触れる、都会の建造物をめぐるなどして得たインスピレーションを写真として捉え、そこから料理に展開するメソッドに着目します。また、思い描くイメージを料理にするためには、確かな調理技術と多くの厨房での経験が必要不可欠です。エスキスの料理は、昔ながらの手仕事と新しい調理方法を融合させ、手間を惜しむことなく作られます。素材の持ち味がより引き立つように緻密に計算されたアイディアソースが詰まった料理レシピ35品を掲載します。リオネル・ベカというファインダーを通して、どのように料理にアプローチしていくのか、そのフィロソフィーを著者「本人が撮影した写真」と「本人の言葉」で綴ります。